冬の西表を楽しみに。
2018年12月24日
気温 26度
水温 25度
波高 1.5 → 3m
しばらくポカポカ陽気に恵まれていましたが、今日あたりから天気は下り坂です。
でも、まだ大しけになる前にギリギリセーフで冬の西表を楽しみにいらしたお2人。
行き先は西側のポイントで、とりあえず午前中に2ダイブ。
1本目はおニューのポイントでまず体慣らし。
ボートの下が3mと浅い場所で、耳抜きもクリアしながら、フードベストを着用している分、若干体がフワフワと浮きそうになりつつもうまくコントロールしてました。
石像のような根の岩穴に潜んでこっちを見ている人間の顔サイズのヒトヅラハリセンボンにビビり、キングサイズのハナミノカサゴに幼魚サイズのネッタイミノカサゴ、名前はトロピカルなハワイトラギスなど、ちょー楽しかった。
2ダイブ目はこの時期、群れで集まってくるホソカマスやスミレナガハナダイの男の色気シーンを観察、眼下に広がるカワラサンゴに感激して、西表で恒例のモヒカンを披露するアカネハナゴイなどなど。
風が少し吹いて来て、雨もぱらつき始めてたので一旦、白浜港へ戻り、ランチタイム。
しっかり暖をとって、体があったまるともう一回潜りたいとのことで3ダイブ目に出発。
今まではまだ連れて行くタイミングのなかった、湾内のデリケートで潜るのがちょっと難しい場所へ。
そしてここではちょっと最近数が減りつつある気がするマンジュウイシモチ。
サンゴに触れることなく、頭隠して尻隠さずの少々、恥ずかしがり屋のマンジュウを観察していました。
これだけ潜れるようになると、西表で行ける場所がまた増えますね。
冬の西表の感想は「さらに静けさがあって、冬でも楽しい」でした。
寒かったと言われずによかった。
こんな南の島でも、海を楽しむためには冬は装備(防寒)が大切です。
寒さを感じてしまうと楽しみが半減します。
気温はまだそこまで低くはないのですが、風にさらされると体は徐々に冷えてきます。なので船の上で着用する厚手の(体温を逃がさない、ボア付きのような)ジャケットみたいなものもあるといいです。
その上から、ボートコートを身にまとえば、かなり快適度が上がると思います。
寒いからといって、濡れたままのスーツやインナーを着たままにしていると北風のこの季節は間違いなく冷えますので、さっと脱いで、タオルで体を拭いて、乾いたものを着込むのがベストです。
冬の西表も静寂と水が澄んだ感じはまた夏とは違う印象を与えてくれますよ。
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