温い水と冷た〜い水と
2019年1月4日
長く吹いていた風も収まって、なんと今朝から上原便も運行している。
昨日は僕の地域の成人式、昼間から夜までお祝いでした。
島を離れて暮らしている成人者が地元に戻ってきて、地域でお祝い。
そして、また1人、赤ん坊の時から仲良く?させてもらっている青年が成人を迎えた。
今年の成人者が誕生した年にGOODDIVEが始まり、お店と同じだけ年を重ねている。
お店はスタンスを変えていないので成長しているとは思わないけど、20を迎えたみなさんはすっかり大人に。
これからはなかなか顔合わす機会がなくなるのかもしれないけれど、自分のやりたいことに向かって、頑張ってほしい。
そんなわけで、海は2日まででしたが、雨交じりの中、休むことなく出ていました。
冬の海はじっくり集中して見ることが出来るのがいい、そうこうしていると思わぬ生物に出逢うこともしばしば。そして意外かもしれないけど、この季節にしか表現しないような色彩を披露する魚もいるので、目が離せない。
当たり前のように毎日暑くて水温もやや高い季節に潜るのもちろん明るくて、楽しいではあるけど、冬の海ならではの楽しいところもたくさんありますね。
巻頭のスミレナガハナダイとキンギョハナダイ幼魚のコラボ。
この幼魚大きさ2センチ足らず。数は多くないけど、キンギョに混じって生息してます、よくよく見ないと、気がつかないでスルーしてしまう。
年始早々にクジャクベラもディスプレイしてました。写真は12月中旬、海をこだわりなく愛するゲストNちゃん撮影。
これも夏なんかよりもかえって今の時期の方がお盛ん。曇りの日や雨で上空に雲がかかった水中がやや暗い感じの時の方がその確率も高いような気がする。
エルニーニョが報告されているので、やや水温が高いのがそんなことを手伝っているのか、とにかくこの冬は生物の恋模様をよーく目撃します。
キンギョハナダイもすでにご覧の状態。
とは言え、水面から5メートルくらいは降り続いた雨のせいでひんやり冷たく体もブルッと、少し水深を落とすだけでそこはもうぬくぬくで超クリアな水。
浅い箇所とは全く異なる水の層。
いつまでも、その生温い箇所に留まっていたくなりますね。
2019年、今年も西表の海をぜひ、楽しみにいらしてください。
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