海の中わからないことだらけ
2019年3月22日
気温 25度
水温 25度
波高 2 → 3m
前線が通過、荒れるのは午後からと思っていたら、朝のワンコの散歩中すでに北の空が黒い。
昼過ぎから荒れると見込んでわざわざ30分早めに出発するもすでに海は波立ち始めていました。
でも、これくらいの状況なら、海のんかはまだなんの問題もなく楽しめるのは間違いない。
久しぶりのポイントへ。
水温が25度を指している。
ただでさえ小さいアカメハゼのbabyがあっちこっちにいました。
成長して3センチくらい、なので赤ちゃんは1センチくらいかな。
目をこらすと、隠れ家のエダサンゴから離れないように必死に泳いでいる。
かと思えば、産卵期を間近に控えて、毎年このあたりにこの時期にだけ集まってくるナミハタが、今年も密かに集まり始めてきているようだ。
お腹も張っているし、婚姻色も出している。明らかに普段とは様子が異なる。
今期最大、がっつり口内保育をしているリュウキュウヤライイシモチもすごかったし、
セジロノドクロベラも1.5センチほどのbabyがいたし、春先に増え始めるキンセンイシモチのbabyもたくさんいた。
毎年思うのは、この時期にこうして見つかり始める数々の魚のBaby。
小さいからbabyなんて表現しているけど、実際にはむこの世に誕生して半年とか、数ヶ月、もしかすると1年経過しているのかもしれない。
ほとんどの魚たちが卵から孵化して、そのあとはしばらくはプランクトンのように冬生活を送る。
もちろん、その間は我々の目には入ることはない。でも確実に大量の孵化仕立ての本当のbabyで海中は溢れている。
その子たちが浮遊生活を終えて、着床すべきばよにたどり着くと、そこでさらに成長して、僕らの目で確認できる大きさになる。
ほとんどの生命体を、僕らは見逃しているんだろうな。
今日も、広〜い砂地で、アカメハゼのかつて見たことのないサイズ、5ミリに満たないまだ定着場所する見つけていないグループを発見した。
もちろん肉眼などでは見えません、kenko のルーペを2枚重ねて倍率を5倍くらいにあげて、オキアミのように浮遊していたグループを追って見た。
なかなか焦点合わななくて難しかったけど、5倍ルーペにしっかりとアカメハゼのフォルムが見えた時には感動ものでしたよ。
広い海の中には謎がまだまだいっぱいです。
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