食べるものを自分で育てる魚
2019年12月1日
天候 晴れ
気温 27度
水温 26度
波高 3m
つかの間の晴天、明日からはまた大陸高気圧が張り出して北風が吹きそう。
今日は冬のポイント調査。
ユビエダハマサンゴやヤツデアナサンゴモドキにテンジクダイがわんさか群がっている。
2年ほど前にはマンジュウイシモチがうじゃうじゃいたところ。ここ数年で西表を象徴するでもある海水魚のマンジュウイシモチが激減している。
海の環境が変わったからなのか、亀が増えすぎて藻場が減ってしまってきているせいなのか、わからないけど少なくなってしまっているのは確か。
浅い箇所では、このスズメダイが暮らしている。
結構好きなスズメダイ。
この変わった配色と、生息環境が浅い場所に限られていて、その場所は決まって、サンゴや藻場、泥池が混在している。
大きくなると、ご覧のように渋めな容貌になるけれど、自分のテリトリーからはあまり離れない。
それもそのはず、大切な畑を所有しているのだ。
自分が成長するための食べ物を自分でせっせと手入れをして、邪魔されないように育てながら、食べている。
魚のくせに自給自足をしながら成長しているのだ。
幼魚の時はどんなかわからないが、おそらく繁殖するようになってから自分の畑を持つと思われる。
だって、その畑の具合を見てメスが寄ってくるって言うから、驚くよ。
スズメダイを見習ってってわけではないけど、僕も2年ぶりに畑を開墾、まずは開墾作業をしてからの土作り。
この作業が畑づくりで一番労力いるわ〜。
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