いつにもまして静かな西表
2020年4月26日
ひっそりと静かな西表島です。
ひと昔前はこんなだったような懐かしささえ覚えます。
道路を走る車も非常に少なく、今朝15分ほど車を走らせていましたがすれ違う車も路線バスと電気工事の車とあと数台のみ。
昼時や夕方にスーパーへ買い出しに行けば、出入り口には除菌スプレーもあるし、スーパーの中ではみんなしっかりマスクをして買い物しています。
石垣からの定期船も日に2便のみと減便になってしまいましたが、貨物船は動いているので食料品などの物資はとりあえず毎日入ってきているので今までとその辺は変わらず。
ツアーガイドも宿も飲食店もお休みにしているところがほとんどで、西表島の観光がほぼストップしています。
休業期間中もみんながそれぞれ何かするべきことを考えて行動していると思います。
終息した際には、ぜひみなさんいつものように遊びに来てください。今はみんなが辛抱の時ですね。
今日は車に荷物積んで、川の近くに車止めてマングローブの中へ。
潮が引き始めていたので、ちょい流れあり、マングローブ域からの豊富な養分が海に流れ出るタイミング。
上げの潮で海からの水が入って来る時と引きでマングローブ域の水が外へ引っ張られる時とでは透明度が全く違います。
西表の海の豊かさの源みたいな場所です。
水深は1メートル。
視界も2メートルほどでしたが、こんな場所にこんなにカーシビが群れているのは始めて。
この魚は海と川を行き来しているので潮の満ち引きや産卵などのタイミングでいる場所が変わったりしています。
ハスジマハゼ。
汽水域のごくごく浅いところにいます。
いつも見るのは真っ黒で割と地味目なボディで、可愛げもないのだけど、これ結構綺麗じゃない?
それとこの写真は可愛いのが写ってる。
1センチほどのスミゾメスズメダイの赤ちゃん。
それとこちらはアマミイシモチだと思う。
マングローブの根元付近にいるんだよね。海にもこれによく似たのが3種類くらいいるけど、微妙に違うこの子は汽水域でないと見れない
ってな感じで西表の海の元気の源の汽水域はやぱり豊かなのです。
コメントを残す