極上のサンゴ礁
2020年8月2日
今日もダイビングの予定でしたが、台風の速度がやや早くなり、海の状況も影響が出始めてきていたので、中止にしました。
それから船を陸揚げして、滞在の6日間は天候に恵まれていたゲストも残り2日間を早めに切り上げて、島を出ることになりました。
全く台風ができる形跡もなかったのが昨日くらいになって、低気圧が熱帯低気圧にそしてそれが今度は台風になりますと徐々に予報が変わり、海水温が異様に高い今の状況では、発達することはほぼ間違いないでしょう。
発生して間もなく過ぎるので勢力は大きくならずに通過するとは思います。
そして昼間に時間ができたので、昨日のゴキゲンだった海の様子をお伝えします。
自粛期間以降、いらしてくれるゲストは何度か来ていただいてる方がほとんどでしたが、昨日のご夫婦は今回始めてご利用いただきました。
当初はGWに予定していたのが流れて、今回仕切り直しでいらしてくれました。
5ダイブでしたが、サンゴ、生物、ちょいワイド的な海を潜って、「西表っておもしろいですね、2日じゃ全然たりな〜い、また絶対来ます。」と嬉しい言葉をいただきました。
凄いでしょ、西表島近海のサンゴ。
28年間、ここのサンゴを見てきて、自然は凄いなぁと何度も思ってしまいます。
こんな景色を眺められるのは海に潜ってその場所を訪れることのできるダイバーの特権なのかもしれません。なので、そこに通うからには、自分たちだけで終わらせないようにしないといけないですよね。
まだ見ていない人たちや次の人たちにも、ぜひ見せてあげたいと思います。
どんだけの人たちがこうした海を見て、ハッピーに元気になれるのか。そんなことを考えたらここの海は、自然は残したいと思わずいられません。
もちろん、誰のものでもないし、やったらダメ的な規則なんてありません、だからこそ努力しないと残せないんだろうなって思います。
多少手間がかかっても、些細なことでも、出来ることならばその努力はしたい。
海水温の上昇で、どこのサンゴも全体的に色が薄くなり始めているけれど、動けないサンゴはどうすることも出来ない。
この台風で少しは楽になるのかな?
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