泳ぎまわるアデヤッコ
2020年9月14日
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天候 晴れのち曇り
気温 32度
水温 29度
波高 1m
今日の朝焼け、みるみるうちに空が赤く染められました。
昨夜は久々にナイトへ出かけましたが、予期せぬサンゴの産卵がありました。
9月の産卵は過去にありますが、このタイミングで産卵が見れるとはちょっと思ってませんでした。
被覆状のサンゴでコモンサンゴの一種でしょうか、2箇所で見れました。
昨日から、海の様子にちょっと季節的な変化を感じつつの今日のダイビング。
ファンの多いアデヤッコ。
あまり数多くいないキンチャクダイで他所では滅多に見られないので西表にくるダイバーには人気のある魚です。
エントリーして間もなく、1匹のアデヤッコが大きな根のキワに沿って、こちらに一生懸命泳いで近づいてきます。
仲間が少なく、体格の割にはとても臆病な性格なので、いつもはこちらに気がつくと方向を変えて、逃げ去っていくのですがこちらに近づいてくる。
これは願っても無い、アデヤッコウォッチができると思い、アデヤッコの行くてを塞ぐようにして先を回ろうとすると、それに気がついたのかスピードを上げて僕よりも更に先の方向へ行こうと急いでいる。
こりゃ無理と諦めて、姿を見送ると巨大な根の向こうへ消えて行きました。
そして僕らはアデヤッコが消えていった方向とは逆方向に根の先端へ向かって途中いろいろ立ち寄りながら時間をかけてゆっくり進んでいくと、100mほど進んだ根の先端付近で再びアデヤッコが登場。
今度も僕らの進行方向の前方から姿を現した。
すると、こちらを避けるようにやや遠回りをして僕らを追い越し反対方向へまた消えていった。
大きさも泳いでいる感じもどうやら最初に見たこ個体と同じのようだ。
この巨大な根の周りを周回して、必死に自分のパートナーを探しているように見えました。
ただでさえ、仲間がいないんだからそりゃ必死です
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