最新日記

やっぱり産卵してました。

サンゴの産卵前のサンセット

 

天候 晴れ

気温 28度

水温 24度

波高 1.5m

 

毎年GWは天気が気になるところで、数日前から幾つかのサイトの週間予報などを見て変化ないかチェックします。

 

昨年はこの期間、ずっと天気が良い海を目の前にしても全く営業できなかったGWでしたが、今年も引き続き天気海況は良さそうです。

 

そんなわけで今日は西側まで遠征して3ダイブ、夕方まで海で遊んで、店に戻り今日の出来事のようにこのブログを更新してます。

 

昨日の朝、港へ行くと海の様子がにわかに変化あり。

 

サンゴの産卵予想期間ではあったのですが、水温がやや低かったのと北風で海が荒れたので、産卵は来月まで持ち越しかなと思っていたのですが、海が荒れたその日の晩に幾らか産卵をしていたようでした。

 

なので、今晩見に行ってみようと昼間のダイビングに参加していたゲストに声かけて、さらに昨年サンゴの産卵を見逃した島在住の方にも声かけて3名で行ってみました。

 

一応、「生ものなんでねぇ、行ってみないとわからないよ」っと断っておいても実は内心、絶対産卵するはずなんてなんの根拠もない自信だけで行きました。

 

うっとりするほど夕陽もきれいな時間帯にポイントへ向け出発。

 

そしてエントリーする時間をやや遅らせて、いざ。

 

今朝の海の様子を見ると、今日は次々産卵してくれる水中になるんじゃないかと、本当になんの根拠もない経験値と予感だけで潜っているとなかなか産卵しているまたはしそうなサンゴに巡り合わない。

 

今日はしないのかなぁとちょっと弱気になりかけましたが、40分を過ぎたあたりで突然、目の前のサンゴが山の噴火のようにどかっと一気に産卵しました。

 

それまで真っ黒だった海中に卵がゆらゆらと漂い、ダイビング歴20年のゲストも初めて直面した産卵シーンに「おおっ」っと声をあげました。

 

そして船にあがる直前、ボート下にあるサンゴからふわふわ〜とピンクの小粒たまごが海中に浮き上がりました。

 

規模は小さくても、映像で見たことがあったにしても、やっぱりその場に立ち会えた時は感動ものです。

 

毎年産卵を確認している僕もそうなのですから。

 

西表でサンゴの産卵2021

 

 

 

 

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