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冬の西表を潜るホッとアイテムいろいろ「ウエットスーツ編」

冬の沖縄、プロ仕様のウエットスーツ

 

ようやく飛行機に乗って海に行けるとなったと思ったらもう11月ですね、夏まで待つか、それとも冬に潜りに行っちゃうか、迷ってしまいますね。

 

全然、迷ってなかったりして・・・。

 

こんなブログ見て、少しでも背中を押されて来てくれる方がいるんじゃないかな〜なんてことを思いました。

 

あったかい夏の時期は、ダイビングの道具や装備にそんなにこだわらなくても良いのですが、冬となるとそうはいきません。やっぱりちゃんとした装備と準備をしておかないとまさに泣きっ面にハチでせっかく来ても楽しくありません。

 

そんなわけで、これからの冬シーズンの西表ダイビングを少しでも快適に楽しむための装備やアイテムを海の合間にブログでいくつか紹介していきます。

 

まずはウエットスーツ。これからマイスーツを購入検討している方も買い替えや2着目を検討している方も参考にしてみてください。

 

僕は1年を通して西表の海を潜っていますが、ずっとウエットスーツで潜っています。

 

でも、もちろん同じではなくて季節で使い分けです。

 

水温が26度以上(5月中旬〜11月中旬くらいまで)は6.5ミリワンピース(ヘタっているので4ミリくらい。)か5ミリのワンピース(同じく2ミリくらい)、

水温が25度以下(12月〜5月くらい)のときは6.5ミリの上下でフード付きのカブリとロングジョンです。巻頭の写真のがそれです。

 

さらにそこへ水温に応じてインナーを着たり、フードベスト、ソックスブーツなどを足したりしています。

 

冬の潜る アイテム

冬の沖縄ダイビングアイテムと装備

 

個人的に水中で水との一体感が楽しいのに体が濡れないのがつまらない感あって、冬でもドライスーツは使わず動きやすくて保温性の高い厚さ6.5ミリの両面スキン生地をずっと愛用してます。

 

コストパフォーマンス的にも優しいのだけど、何せ脱ぎ着にちょっとテクニックがいるので、あまり一般的にはおすすめできないです。

 

シャワー使うか、水の中に入って上手に脱ぎ着しないとすぐに生地が破けちゃうんです。

 

新品なのに、10回も着ないうちにブラックジャックのように補修補修の繰り返しでこれはこれでストレス。脱ぎ着が慣れて上手になってしまえばいいんですけどね。

 

ちなみに上下6.5ミリを着ているので、この写真のだとお腹や背中は13ミリになります。

 

あとこのセパレートのスキンスーツのいいところは、水から上がってからの水切れが良いのですぐに表面が乾きます。なので風が当たっても、表面が濡れているジャージ生地のスーツに比べて冷えません。

 

上半身だけ脱いで、上着は乾いたものを何枚か着て上からボートコートなどを羽織れば暖かくなるし風による寒さも凌げます。

 

冬の沖縄ダイビング快適グッズ

 

人それぞれで寒さの感じ方に違いはありますが、ダイビング開始から30分くらい経過した中盤から後半にかけてちょっと寒いと感じるのは水温がおよそ24〜26度くらいです。

 

22〜26度くらいの水温でも45分は潜りたいと思うのならば、冬用のウエットスーツを思い切って新調しましょう。

 

じゃあ、ガイドダイバーではない中級者くらいのダイバーがどんなスーツを選んだらいいのか?

 

以前はオペロンジャージの生地かスキン生地かの2択しかなかったのが、今やスーツ生地は各メーカーいろいろ開発していて豊富です。

 

単純に生地の厚さだけで暖かさを保持するだけでなく、生地自体に保温性を重視したものや伸縮性、軽さなどを追求したものが開発されています。

 

冬の沖縄ウエットスーツ

 

昨年ゲストがご自身で採寸をして、うちを通して購入したビーイズムのウエットスーツです。

 

5ミリのワンピースなのですが、生地はもちろん、他にもちょっと細かいところに加工が施されていて暖かさが抜群に違うと好評でした。

 

まず生地ですが、表面は抜群に水切れの良いメッシュスキン生地を使用、裏地は起毛でチタンコーティングされた特殊な生地のおかげで保温と蓄熱効果があり、全体的に伸縮性も良い仕上がりとなっています。とにかくスーツが軽い。

 

手首と足首にはオプションで簡易防水加工が施され、水の侵入を少なくすることで保温性が高くなってます。

 

ダイビングウエットスーツの防水加工

 

背後のファスナーにも、スキン生地で二重になっておりファスナーからの水の侵入を最小限に抑えてます。

 

ダイビングスーツ寒さを防ぐ加工

 

表面はスキン生地でもメッシュスキンなので、ただのスキンよりも破れにくく、内側にはチタンコーティングされた生地が貼り付けてあるので完全炸裂とはなりにくいです。爪で引っ掛けないようにだけは注意が必要。

 

蓄熱効果の特殊生地スーツ

 

これが内側のチタンコーティングされた生地、蓄熱効果ありです。

 

昨年11月にこのスーツで60分潜ってもほぼ寒さ知らずのようでした。2月にいらしたときにはインナーとフードベストをプラスして潜っていましたがやはり快適だったそうです。

 

冬用のダイビングウエットスーツ

 

とにかく今はスーツの生地も加工も進化していて、私が愛用しているスキンスーツ以外でも沖縄の冬をこなせるウェットスーツが作れちゃいます。

 

スーツのタイプはワンピースだけでなく、上下セパレートの2ピースでもオーダー出来ますよ。

 

ウエットスーツをご自身で採寸してオーダーする時は、身体にフィットさせすぎずにやや大きめに作ってもらうと後でインナーやフードベストを着込むときに窮屈にならなくて済みます。ジャストフィットで作ってしまうとフードベストが着れなかったり、使用頻度でスーツ生地も縮んできますので、少しゆとりを持たせておいた方が絶対にいいです。

 

沖縄の夏限定でしか潜らないというのなら1着で良いと思いますが、冬の沖縄も潜るのならオールシーズンを1着でこなそうとするのではなくて、水温26度以上の夏用、20〜25度くらいの冬用と2着揃えておくのがいいですね。

 

あっ、それとドライスーツ持っている方は冬の西表ダイビングではそれもありですよ。

 

実は今度ちょっとリーズナブルなセミドライスーツ を見つけたので試してみようか目論んでますけど・・・。

 

冬の装備で悩んでいる方はどうぞ連絡くださいませ〜。

 

 

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