世界共通のリーフチェック
2021年12月6日
天候 曇り
気温 26度
水温 25度
波高 3m
今日はダイビング組合活動っていうか、有志によるサンゴ礁のリーフチェック。
昨日はこのリーフチェックの進め方の講義を丸一日聞いて、今日はその実践でした。
このリーフチェックは1997年に始まった世界同一の調査方法でサンゴ礁の状態をチェックするいわばモニタリングです。
もうずいんぶん前に一度、この講習を受けた記憶が微かにあるけど、自分も若かったせいかあまりこのモニタリングの意義を理解できずそれ以降は実践せずにやり方や進め方をすっかり忘れている。
海の中の状況は、間違いなく自分たちダイバーが一番身近で密接なので、そこの環境の変化にも敏感になれるはず。
普段から見ていると思っても、本当にそうなのかは範囲が広すぎてデータとしてはあまり残らない。
でも、今回行った定点での観察は、今後も定期的に続けていくことで何かしらの答えというか役立つことがあるかもしれない。
今日は総勢15名。
西表のガイドダイバーで一斉に同じ場所で潜るのは昨年のサンゴ勉強会以来。
2グループに分かれて、メジャーで100mを取り、そのラインに沿って、魚類、無脊椎、底質の3項目を調査します。
道具の準備や段取りもなかなか大変で、今日はおまけに波3mとなかなかのうねりの状態だったので、揺れ揺れの水中と揺れ揺れの船とでランチをゆっくりなんて時間もなく作業時間もだいぶかかりました。
西表在籍40年以上になるかつてはバラスマスターと呼ばれるほどバラス島で連日たくさんの体験ダイビングや講習をこなしていた先輩ダイバーも、同じように調査で潜っています。
調査しているときは、そこしか見ていないからとっても視野が狭くなります。
調査を終えて、そのあとはせっかくだからと全員でファンダイブ
ちゃんとマンタがお目見え。
実は調査中も調査しているすぐ脇をゆったりとマンタが通り過ぎたのですが、調査に集中しているので見ていない人も続出なのでした。
最後はお約束の記念撮影です。
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