河口域の生態系
2022年1月23日
天候 曇り時々雨
気温 23度
水温 22度
今日は川というより海につながる河口域での調査。
調査って言っても難しいことはしてなくて、ただそこに潜ってその場所にどんな生物が現在生息しているのかを記録するだけ。
なので、普通に潜ってカメラ片手に探索しているので面白いです。
1月ともなると気になるのは川の水温ですが、気温もやや上がり風がなかったので陸上も比較的暖かく、それまで雨が多くさぞ冷たいと思いきや水温も22度もあって2本ほぼ続けて潜りましたが全く平気。
調査員5名で潜りました。
曇りで雨もパラつく天気だったので、浅いけれどライトで照らしながら見ていかないとそこにいる生物に全く気づけないというか、僕の視力では全く見えません。
調査員失格と言われないようにしないとね。
川にもギンポ系の魚がいます、この子はなんだろう?
こちらはその名もカワギンポ。
圧倒的な割合を占める、汽水の中層を泳ぐサツキハゼ。
全てサツキハゼだろうと思って撮っていたのだけど、ちょっと違うっぽいのも。
はたまた、こんな光景も西表らしい。
カマイの亡骸にマングローブの葉と種子添え。
汽水域に生息する代表的なスズメダイのリボンスズメダイも年一で寒いこの時期でもわんさかいます。
河口域には30センチを超える魚も結構います。
こちらはナンヨウチヌ、渋いです。
狭い範囲でもその日の潮によって、入ってくる魚やその量が違うのがこの場所の面白いところです。
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