天気は散々でしたが。
2022年11月6日
天候 曇り
気温 25度
水温 24〜26度
波高 2.5m
11月の最初の連休でしたが、降り続く雨とシケとのダブルパンチで海況悪く、行ける場所も限られてしまいました。
かなりまとまった雨が降ったり止んだりしていたので、透明度もあがらずでしたが、そんな日々が続くと、わずかに青空とかポイントについて船の上からちょっと下のリーフが見えたりするとなかなかキレイじゃないと思えますね。
ゲストもこの天気に船に上がってくると寒そうで、いつもは文句なしに3ダイブをしていただいているのですが、今回は3日間は2本で切り上げてちょっと潜り足りなかったのかも。
でもそこは皆さん本数も多く、割といろいろな場所で潜られてきているので、天気ばっかりはしょうがないと割り切って、日に2本のダイビングに集中して潜っていました。
水温が雨のせいで表層は23度とか24度と冬並みで、水深を下げると26度と暖かい水とややクリアな視界になって、また場所を変えると濁りと冷たい水という具合に温度差もかなりありましたね。
こんな状況でも、スミレナガハナダイのオスが婚姻色を披露して、時より1匹のメスの方へ勢いよく近づいてはメスの周囲で猛アピールを繰り返し、集団の中では上下に泳いで、周囲のメスやオスに対して威勢のいいところを見せつけて、中には産卵をしているものもいたりととってもお盛んです。
水温が下がってきて、カマスなども小グループで現れたりしてます。
普段からよく見ているハナゴイも1匹1匹を見てみると尾鰭がやけに黄色い個体がいたり、婚姻色を疑わせるような色彩の個体がよく見つかります。以前は尾鰭を赤く染めているのもいましたよ。
長時間潜ると徐々に寒さが堪えるので、潜水時間は50分ほどでエキジット。
水中ではまださほど寒さを感じはしないようでしたが、最終日の今日は4日目にして体がだんだん慣れてきてしまったのか、ちょっと寒いようでした。
船にあがると一目散にトイレに入ったり、ペットボトルに入れてあるお湯が大活躍。
正直、散々な天気のダイビングでしたが、参加のゲストからキレイな海でしたと嬉しいお言葉。
ありがとうございました、また西表の海を見にきてください。
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