一気に真冬に。
2022年12月24日
天候 曇り時々晴れ
気温 16度
水温 23度
波高 4m
かなり寒く厳しい状況ですが、ゲストの寒さ対策もバッチリなので海に出ています。
昨日は特に寒かった〜。
気温が15度くらいまでしか上がらず、びっくりしたのは水温。
つい、先週まで25〜26度あった水温が、なんと23度。
雨も多かったし、表層だけかと思いきや、水中もそのまんま。
水から上がってからの冷たい風でさらに寒さ倍増です。
ゲストは水から上がると濡れたスーツをサッと脱いで、濡れた水着もサッと脱いで、持ってきた衣服を身に纏い、ヒートベストなるものを着てその上からボートコートに頭はすっぽりニット帽と完璧です。
船の上でのこのスーツと衣類の脱ぎ着で身体も動かしているので、じっとしているよりかはこうしたほうが断然にいいです。
水温が一気に下がったせいか、水中の魚の様子もなんかいつもとは違う気がしました。
目の周囲が青く光って見えるイトヒキテンジクダイ。好きなテンジクダイなのですが、今日行ってみると、体色がほぼ透明で目の周りも青くなることはなく別のテンジクダイみたい。
かと思えば、同じテンジクダイの仲間のマンジュウイシモチは隠れ家でもあるユビエダハマサンゴから抜け出て、サンゴの上でフラフラしてるし。
いつもは用心深くて人見知りだったニチリンダテハゼがこっちを向いて背鰭を大胆に広げたり、ジャンプするような仕草で姿勢を立てて、浮遊物を食べたりしてるし。
盛んに婚姻色を出しているケラマハナダイの♂。
2匹とも♂ですが、やはり赤い斑点を出している方が優位なのか、ハナダイの仲間はよくこうしてオス同士で婚姻色比べみたいなことをしていることがあります。
そんなこんなもありで一気に冬の西表の海です。
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