トンブロックの影で
2024年1月7日
天候 曇り時々晴れ
気温 22度
水温 24度
波高 2m
年始の1月の海は今日がとりあえずラストです。
昨日は冬の晴天ナギの天候で鹿の川へ遠征。
マンタはいませんでしたが、鹿の川のワイドな水中を3本堪能してきました。
今日はゲストが1人になって、3本目に潜った湾内。
この冬シーズン、ここのポイントにある筏の下が割と面白いのでここに潜るたびにここで遊んでしまいます。
今日はこのイカダを中心に遊んで後はゲストの好きな様にお気に召すまま遊んでいいよとブリーフィング。
まずは筏へ。
水面下なので、筏の下に集まっている魚にアプローチして、排気泡も堪えて、やや仰向けになりながらの撮影なので、体勢がしんどいではありますが、ハタタテギンポがいっぱい集まってきていたり、その都度違う魚もついたりするので、何かいないかなとワクワクしながら見てしまいます。
ゲストは体勢がとりづらくて早々、断念して水底のハゼに目を向けていましたが、今日はホソスジマンジュウイシモチがいましたよ。
国内ではほぼ見られないでしょうね、西表島もポイントではほぼ見ることが難しくなりましたが、港内なんかにいるのを見かけます。
こうした魚が海で見られるのも西表島の懐の深さを感じずにいられません。
そしてゲストは、この筏が繋がれているメートル四方のトンブロックの周りでなんかを見てます。
なので、その場所から離れることなく、僕はここの砂地にいる超細かいハゼを虫眼鏡で観察。
しばらくして、ゲストを確認するとまだブロックと睨めっこしている。
んじゃと、今度はこの砂泥地一帯にいるギンガハゼに目を移し、いくつかの個体を見比べてどの子が綺麗なのかを品定め。
また10分ほどしてゲストの方を見ると、まだ動かない。
結局ゲストと目があったのは潜水開始から60分過ぎ。
ずっとこのトンブロックから離れませんでした。
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