西表らしい海
2024年8月20日
天候 曇りのち晴れ
気温 33度
水温 29度
波高 2m
この2日間は、近くにあった台風9号の雲が広がり、海には出れたけど、ちょいうねりと波ありで天気も時より雨模様でした。
今日もこんな天気が続く予報でしたが、日の出前には雲の切れ間に空が赤く染められて、なんかいい天気になるんじゃないのって予想が的中、ゲストを迎えにいく時にはすでに晴れてきていました。
約3年ぶりにいらしてくれたご夫婦、3年前は年末に鹿の川でマンタ三昧。
そりゃ間違いなく年納めのいいダイビングだったのですが、今回は日本からではなく、遠く駐在中のアメリカ南部から帰省のついでにこちらまで足を延ばして立ち寄ってくれた。
飛行機を乗り継いで、時差ボケが拭えない中の2日間ダイビング。
昨日も雨の中、それはそれで楽しい海だったけど、1日だけでも夏の西表を感じてもらえてよかった。
そして今日は2名だけの貸切ダイビング。
朝の満潮時にバラスの東のリーフへ。
本当に今年で見納めになりそうな大ウチワヒラヤギをしっかりと見てもらいました。
ここに暮らすヤギハゼの一種なんて言っていた時代もあったけど、そのガラスハゼの一種も居場所が徐々になくなりつつある。
ちょっと寂しいけれど、これもまた自然ですかね。
リーフの上はサンゴとハナダイとクマノミにスズメダイ、チョウチョウウオやニザダイにキンチャクダイと全ての魚種が揃っているような賑やかさ。
2本目は何がいいかと聞くと、生き物いろいろ探したりじっくり見たいというので今度は生物探しとマクロミクロな海を。
何の特徴もない砂と流れ藻に枯れたサンゴが混在する水底をじわりじわりと這いつくばって生き物探し。
米粒大のウミウシや久々のメリべもいましたよ。
最近ウミウシの図鑑を購入、ウミウシはあまり魅力を感じなかったのだけれど、割とウミウシも魚や甲殻類なんかと一緒で好みの場所があるみたい、ちょっと今年は虫眼鏡必須で探したりして面白いですね。
今日は2本で終了、ポイントは両極端な感じの海だったけどどっちも西表らしさを感じられる水中です。
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