渦巻
2024年9月12日
天候 晴れ時々雨
気温 33度
水温 30度
波高 1.5m
ロング滞在のゲストとここ数日マンツーマンで海に出ています。
毎年この時期にいらっしゃるので、滞在中に台風の一つや二つ邪魔されるなんてことはわかっているのですが、昨年に引き続き今年も今のところ休みなく潜っています。
うねりが治まった今日は朝から大外のポイント目指して出発。
今日はあまり潮位の変化がないタイミングだったので、流れも緩やか。
ここはドリフトダイビングで入るお店も多いのですが、うちは船長兼ガイドですからもちろんアンカーで入ります。
どのように水中を移動してどのあたりに魚影があるのか、船を止めるアンカー地点は鍵でアンカーリングに少々時間かかります。
今日も一度アンカーリングした場所があまり気に入らなかったので、打ったばかりのアンカーをあげて少し移動して打ち直し。
ゲストが入水するや、バラクーダの軍団が待ち構えていました。
僕は1分ほど後からエントリーしていたので近くでは見れませんでしたが、ゲストは目の前に巨漢のバラクーダの群れが現れたようでバッチリ映像も撮られていました。
グルクンも水面からはわかりませんでしたが、大挙して右から左からやってきました。
2本目もアンカー地点を変えて、もう一本。
グルクンはやっぱり大勢、リーフの上には大ぶりサイズのサザナミヤッコ、ゆる〜い流れで中層を漂っているとギンガメアジが50匹ほど。
僕らが近づくと、一斉に深い方へと泳いで消えていきました。
しばらくして、海底の方を中層から見下ろすと砂地の海底で大きな塊が渦を巻いています。
ギンガメアジのトルネード。
吸い込まれるように行きたくなりますが、30m以上はあるので渦巻の様子を上から見てると、最初は台風さながら反時計回りに回っていたかと思うと逆回転になったりして見応えある渦巻でした。
魚影を満喫した後は、西表島の灯台下的場所へ。
ここではコブシメの子供がお出迎え、西表の海の中は正真正銘多彩です。
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