サンゴを見つめた数日間
2025年5月15日
天候 晴れ
気温 30度
水温 25.5度
波高 1.5m
梅雨も明けたのかというほどに天気がよくなってきました。
満月前から、視覚と嗅覚と経験と感をフル活動させて、海とサンゴに向き合いました。
結論は今年もさらに生き物の生き様はわからないことだらけで、毎日2〜3時間のダイビングで理解できることはほんのちょっとだなぁとまた思わせてくれました。
だからまた海に入りたくなるんでしょうけどね。
真昼間にサンゴの卵が水中で見れました。
これはこれで今年が初めてのような気がします。
真っ昼間の明るい時間に生まれたわけではないと思うのですが、もしかしたら明るくなる間際ギリギリで産まれたのか、全くなんとも言えないです。
サンゴは概ねバンドルという精子と卵が詰まったカプセルをサンゴから放出して、それが海面近くで割れて精子と卵がバラバラになり、他のサンゴから放出された精子や卵と受精するみたい。
なので、これが果たしてバンドルなのか、卵なのか、はたまた受精卵なのかもわかりません。
その日の晩、夜の海中でも小さなサンゴが目の前で産卵、「バンドルカプセルの放出」をしました。
いい具合にゲストに見せてあげようとしたのですが、ライティングミスで一時はネオン街のように赤くなったり、光線のような白い光で眩しくなってしまったりと見れてもやや消化不良を起こしそうな産卵シーンではありました。
翌日もその翌日も場所を変えて、夜の海に行きましたが思いの外、たくさんの産卵シーンには出会すことができず、昨日でタイムリミットとなってしまいました。
今日の晩以降もまだ産卵の可能性は秘めているのですが、これも全く予測が立たない、もうねやっぱ足繁く通って、そのタイミングに直面する機会を伺うしかないですね。
でもね、今シーズンもちゃんとサンゴの産卵に立ち会えてますよ。
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