カスミまみれ
2025年5月25日
天候 曇り時々雨
気温 26度
水温 27度
波高 3m
梅雨前線が南下して、北風になって、今日はかなり涼しくなってます。
海も久しぶりにシケ模様。
数日間のお休みの後、古い友人が息子さん連れて男旅で遊びに来たり、社員旅行で体験ダイビングに参加いただいたりと海が続いておりました。
15日以降ずっと天気よく海水温も上がり、海の中は初夏の様相を見せ始め、賑やかさが増してきています。
このクマノミたちは、まだ成熟していない子供達だけで小さいイソギンチャクをシェアしております。
彼らに血縁関係はないわけで、それぞれ他の場所で産みつけられた卵から誕生し、しばらくは広すぎる海を漂い、自力で泳げるようになってからどうにか無事にこのイソギンチャクにたどり着いて集まってきた同世代のクマノミです。
どう考えても狭すぎるしイソギンチャクも頼りない大きさなので、これから彼らはどうやって生き抜いていくのでしょうかね?
ダイバーにあまり人気のないテンジクダイですが、その生態は独特で繁殖期になると大勢いる群の中からパートナーを選んで、カップルとなり産卵と同時にオスがすかさず卵を口の中に頬張り、卵が孵るまでそのまま口内で保育するというオスにとって非常に過酷な育児期間を過ごします。
なので、ちゃんとそんな様子も見ておかないとね。
これはテンジクダイの中でも大型種のカスミヤライイシモチの口内保育しているオスです。
下顎あたりがかなりふっくらしていて、よく見ると口も半開きでちょっと苦しそうにも見えます。
さらに口内保育期間は何も食べられないから、断食みたいなもんです。
生育の悪い卵を食べて凌いでいるとの説もありますが。
水中は前回の満月前後から、サンゴやその他いろいろな生物からも繁殖のために放たれた卵やそれらのせいで中層には様々な浮遊物が漂っています。
魚たちにとってはこの時期ならではのご馳走でもあります。
カスミチョウチョウがそのせいか水面近くに集まってました。
カスミチョウチョウに嫌がられないように、そっとゆっくり何となく近づいて撮影するゲストです。
今年は梅雨なく夏に突入かと思いきや、しばらくこの前線の影響で曇りや雨の天気が続きそうですわ。
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