砂泥池も多様
2025年11月24日

天候 晴れ
気温 27度
水温 26度
波高 2のち1.5m
西表の海に数ある砂泥地。
マングローブ域や川が多いこの島ならではの特徴かもしれません。
水が濁りやすく視界が悪いイメージが強いけど、雨続きの場合は別として冬の季節はそうしたエリアも割と透明で、とっても魅力的な泥地ダイビングを楽しめます。
ただ、流れや深度はないもののダイビングのスキルは上級でないと満足には楽しめません。
本日の1本目と2本目は同じポイントで進路を変えてみました。
同じ場所でも、河口に近い方と海に面している側とでは砂泥の感触というか質感が違うのでそれはそれで面白いのです。
本日のゲストはトウアカクマノミよりも巻頭のムレハタタテダイの方がお気に入りだったようです。
海底は平坦ではなく、いくつも山が形成されていて、そこにハゼやウミウシ、サンゴにウミエラ、ケヤリや海藻類などが見つかります。

ハゼなんて、目を向けた瞬間にフカフカの泥の中に引っ込むからね、ウルトラすばしっこいです。
水温下がる冬になるとすっかり姿を見せなくなるサカサクラゲが1箇所にものすごい数で集まっていました。

大きいものはなんと20センチ。触手の形もこのサイズになるとちょっと違うのね。

これも面白い、作り物のようなホネガイ。
3つが重なり合って半分砂に埋れていました。
3本目はポイント変えて、また違う湾内の砂泥池へ。
こちらはややねっとりとしたような泥質、着底するにも3脚か2脚のようにして点で支えないと動き出す時に指先やフィン先についた泥を持ち上げてしまいます。
なのでフィンキックは上下キックはナシで水平より上向きにあおり足です。
完璧にできなくても、そこを目指す心構えがスキルアップに繋がります。
最後にこんなのいました。

海藻の真似してるんだか、威嚇してるんだかよくわからないコブシメです。
西表ならではの砂泥でのダイビング、好奇心そそられますよ。
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