モアイに花華
2025年12月1日

天候 曇り時々小雨
気温 26度
水温 25度
波高 2m
海況はいいものの小雨まじりの天気です。
水温も下がってきています。5ミリのワンピースだけだとちょっとダイビング後半冷えてきますので、フードベストもしくは起毛タイプのインナーなどが欲しいです。
水からあがった後に乾いた洋服しっかり着ましょうね、船の上のインターバルの過ごし方がとっても肝心です。
西側海域のポイントもそれぞれどれも特徴あっていいポイントなのだけど、12〜1月上旬くらいまで推しの場所があります。
ひとつがここ。

その名もモアイ。
砂の傾斜に忽然と直立した根がひとつだけ存在します。
最初に見たときの直感でこの名前に命名。
近づいて見ると、魚から甲殻類までいるのでとっても面白い。
特にこの場所の筆頭がケラマハナダイ!
冬のこの時期に繁殖期を迎えるので、雄の威勢の張り合いとメスへの求愛が止まりません。
とてつもなく色っぽく、美しいです。巻頭のケラマハナダイ♂はゲストがうっかりミスでノーストロボ、ライトのみ撮影したもの。
今年はこのモアイ像の根より深い方に広がる砂地にも目を向けてみようと思います。
リーフの上は昨年までよりさらに浅くなってきた感じもあるけれど、潮目がいいと浅場にグルクンやヨスジフエダイなんかも集まってきて、明るくて賑やか〜になります。

体験ダイバーからビギナーダイバー、ベテランダイバーも楽しめるそんな場所です。
2つ目が華花。

ここは言わずと知れたハナダイがお立ち台に集まり、咲き乱れるように踊っています。
深夜の穴場のディスコに人が集まり、めちゃ盛りあがってるような感じ。
深場では別のハナダイが求愛してるし、冬限定のカマスもまだ数少ないですが、降下中の水温に合わせて姿を見せ始めてます。
これからはさらにベラたちも求愛始まるだろうし、深場のサンゴ園も綺麗だろうし、見所づくしのポイントになりますよ。
明日は海況がよほど悪くならなければ午後から石垣へ行っていよいよ新艇を海に浮かべて西表まで操船してきます。
またこっちで船のバランスなんかみて、冬の間に艤装したりテントの骨組みなども考えていきます。
ドキドキするけど、楽しみだー。
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