ベリッシモ
2025年10月7日
天候 晴れ
気温 32度
水温 30度
波高 2m
10月に入っても9月に引き続き海況の良い日が続いていました。
10月はあまり天気に期待は持てないのだけど、毎年こんな天気なら夏を避けて来れるのにね。
ポイントもいろいろ出かけております。
西側にもちょくちょく出かけては崎山や船浮湾へも行って、北側とはまた違う面白さを紹介してます。
これから迎える冬の季節にはまず行く事が出来ない場所や、利用頻度の少ないポイントへも行ったりしてゲストはもちろんガイド自身も新鮮な海を楽しんでおります。
サンゴだけ見ていても決して飽きない、サンゴが作り出す地形やサンゴの同一種が群生している場面などを見てると、何度訪れても凄いよなぁの言葉ばかりが出てきます。
生物も相変わらず色濃く、いろいろ見れています。時々水中でひっくり返って水面見上げれば、ミナミキビナゴなんかも集まってきており視線をどこへ向けて良いのやら非常に見所が多くてあっという間に時間が過ぎます。
遠くイタリアからいらしたゲスト、日本は初めてだというのに今回はわざわざ八重山でダイビングを目的に旅行に来てました。
西表島を訪れる多くの外国人が、東京や京都、大阪などを旅して、2回目や3回目の来日の時に沖縄まで来たりするけど、極々まれにダイビングメインで西表島を訪ねてくれる外国人がいらっしゃいます。
嬉しいことですよね、世界の海はいろいろあるのにここの海に興味を持ってわざわざ潜りに来てくれるなんて。
1日だけの予定がもう1日もなんて方もいるので、それもまたガイドとして嬉しいです。
毎度『チャオ』って挨拶してからエントリーして、僕に負けないくらい色黒のゲスト、ダイビングはまだそんなに経験はないけど、イタリア、ギリシャ、マダガスカルやラジャアンパッドなど、僕の知らない海でも潜ってきている。
西表島周辺のサンゴにはやはり驚いたようでした。
気持ちで伝える英語でのコミュニケーションでしたが、海からあがると『ベリッシモ』って。
イタリアでは、美しい景色や綺麗な情景を見たときにそう表現するようです。
イタリア語、英語、中国語をこなせる彼女、ランチの後で、自分の家の周りや飼っている犬の写真を見せてくれたり、日本人が苦手なLとRの発音の仕方を教えてくれて、こっちが身体を揺らしながら真顔で舌巻いて発声するのがおかしかったらしく、かなり笑われてしまった。
そんなこともあってか、別れ際にはハグしてきてくれたけどね。
異国の方とも、一緒に潜っていろいろなコミュニケーション取れるのもダイビングならではの楽しみです。
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