最新日記

海ネタは尽きない。

今日は曇り空ではありましたが、雨もなく風もやや落ち着いて昨日に比べるといい海となりました。海中も何かと話題を提供してくれました。

1本目は棚沿いにダイビング、水温が低くなりダイコン見ると24度。ダイバーにはちょい寒いけど、ある種の生物にとっては快適な水温のようです。

行くところ、行くところで大小さまざまのウミウシがいましたよ。夏場は少ないウミウシですが、水温が低くなると、いろんなのが出てくる。

往年のミゾレウミウシはお得意のこのポーズ、何をしているのかは不明ですが、時々こうして立ち姿でいることがあります。周りに呼びかけでもしているんでしょうかね。体長1、5センチほどだったので、立ち姿勢でいても、何のメリットがあるんでしょうかね。

それからある場所では頭上から丸まったウミウシが落下してきた、目の前に着陸するとするとモゾモゾと動き出したコンペイトウウミウシや珍しいところでコガネミノウミウシなんてのもいましたよ。

2本目は魚の根へ行ってきました。

ホウセキキントキの群れの前で巨漢のハナミノカサゴが泳いでる。他の標準サイズのハナミノカサゴは岩陰でじっとしているのに、このキングサイズの大物だけがなぜか中層を泳いでいる。

このデカさは西表で見ている限りナンバー1でしょう、まさにライオンキング。

ライオンキングの下にいるキンギョハナダイがあまりに小さく見えます。

あまりにデカく成りすぎて、本来ハナミノカサゴが持つべきヒ弁もなくなってしまっている、これだけ大きいのだから、他の子より長生きしてるんだろうな。

3ダイブ目はぶあつい唇がたまらない、アツクチスズメダイにはじまり、これまた負けじとタレクチベラ、その仲間のシマタレクチベラ、口に特徴のある魚を注目してみました。そして極めつけにごっつい大きさのエンマゴチ。かなりのガマ口の持ち主で、遇うたびにものまね芸人のコロッケを髣髴させるほど、やはり顔つきはとっても滑稽です。

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