シメが肝心
2021年4月16日
天候 曇り時々晴れ
気温 27度
水温 25度
波高 2m
数日前に雨が降ったせいか、今日はどこへ行ってもちょっと海の水の状態が今ひとつでした。
西表島は山だらけだし、川もいっぱい、川の水が海に出るあたりはマングローブ林になって、干潟や汽水域なんかもきっちりあるので、雨が長引いたり、一気に大量の雨が降るとその影響が海に顕著に出てきます。
沖縄に多い珊瑚が隆起してできた山のない標高が低い島などは川もなく、雨が降っても海に流れ出るものが少なく、海の透明度もあまり左右されません。
西表島は雨が降るたびに、大地や森の豊富な栄養が邪魔されることなく海に注いでいるのでそれが海をさらに豊かにしてくれている。
その反面、大雨の後はちょっと水が濁ったり視界が悪くなります。いつも同じではないところがまたこの海を面白くしてくれているそう思います。
それでもこんだけ広い海なのだから、潜る場所を上手に見定めて行けば、ビギナーでもベテランダイバーでもいい海だったねっとニッコニコで楽しめるのは間違いなし。
巻頭は3ダイブ目のやや濁りの海。
こっちは2ダイブ目で、それなりにクリアだった海。
船の下で安全停止中。
安全停止中もダイビングは続いてますからね、こんな時に何か出てくることがあるかもしれないですよ。
水の中にいられる間は最大限に楽しみましょう。
下見て、上見て、周囲見て、水深5〜6mの安全停止完了後も水面まで30〜45秒くらいかけてゆっくり慌てずに上がりましょうね。
他のゲストがいる時でも、さっさとあがらなくちゃと何も急いであがる必要は全くないんですよ。
ここをおろそかにしちゃうとダイビングを長く続けられなくなっちゃうのかもしれないので気をつけて。
何事もシメが肝心です。
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