枝の間も楽しいぞ

家の周囲に居る牛がけたたましく夜中に鳴いて、暑さと牛のモーレツな鳴き声に何度も起こされ、寝不足での海でした。

２、３日前から気になっていた低気圧、１つは台風４号となって中国大陸へ抜けていきました、もうひとつは、現在フィリピンの東にあって、今の予報だと台風５号になり、北上を続けるので、明日以降風波ともにあがって、２５日にはこちらに来るかもしれません。

今日は少し風が吹いていましたが、それでも海況はまずまずで近場で２ダイブです。

１本目はやたらいるオキナワベニハゼに混じって、数匹紛れているちょっと変わったイソハゼを観察、全身に赤いオビをいくつも巻きつけている柄のこのイソハゼはどう見てもベニハゼの仲間にしか思えない。

でも調べると、イソハゼで紹介されているので、そうなのだろう。

この赤い帯も個体によって、差異があるから非常に面白い。

そして、定番サンゴの枝の中、エビやカニやハゼ、スズメダイなど多数が１つのサンゴに共存している。でもこのサンゴやや白化しており、おかげで中に居る生物がよく見える。

エンマカクレエビやクサイロモシオエビ、ミカドミドリイシエビなどあまり口にしない名前のエビから、よくわからんエビ、キモガ二、サンゴハゼの仲間、スズメダイの幼魚など。小さなサンゴだけれども、これだけ生物層が豊か、まじまじと見てしまいますね。

サンゴがなければ、もちろんこういった生物も生きていけないのです。