ゴマモンにご用心
2014年6月13日
どうやらこの梅雨明けはまだ少し先になりそうだ。ここにきて雲の多い天気が続いている。一時はもう夏全開だったのに。
今日は少し波も落ち着いて、20分ほど船を走らせ、鳩間島周辺のポイントを目指しました。
1本目はカマスやノコギリダイアカヒメジ、そしてアカネハナゴイの群れに紛れて楽しんできました。
ここしばらく定着しているイソギンチャクモドキカクレエビ。小さいとその輪郭すらよくわからなく、ゲストに寄ってウケるウケないとわかれるエビですが、今いるペアは体格もよく、存在がわかるのでもうちょっとよくその姿を見たいとしばらく釘付けになるはずです。
エビのくせにややボテっとした体型とは裏腹に意外におしゃれな一面もあります。
お昼は定期船もなく、人影も少ないひっそりと静かな鳩間島に寄港して、ランチとインターバル。
午後のダイビングは久々のポイント、砂地をじっくり。細かい生物が色々いました。
写真はムスジコショウダイのyg、成魚は見る機会が少ない、幼魚も結構稀。
テンジクダイのチビやらがいっぱいいて、賑やかなのだけど、一番立ち寄りたい場所に恐ろしい形相のゴマモンガラが居座っている。ただでさえ顔つきおっかないのに、産卵を終えたばかりなのか、明らかに殺気立っている。
これはキケンとゴマモンに注意を払いながら、そこを大回り。
メインステージには長居はせずにささっとその場を去りました。
ちょっと早いゴマモンの産卵期ですが、これからの季節はちょっと用心です。
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