海中の変化
2014年11月15日
天気 曇り時々張れ
気温 26度
水温 26度
波高 3m
東風がやや強い今日、白浜港は至って静か。朝の干潮時でも夏と違い水は青いです。
元気なサンゴで知られている西表の海、今日潜った場所は2年ほど前まではリーフの上をテーブルサンゴがリーフの斜面には枝サンゴがモリモリだった所。
今はオニヒトデの食害でガレ場のようになってしまっていました、当時沢山いたスズメダイたちは少なくなってはいるけどまだそこに居着いてくれています。
砂地の方へ降りて行くと根の脇に大きなアオウミガメが休憩中、そのとなりに2匹のコバンザメがカメが動き出すのを待っている。カメがこっちに気がついて動き出すとすかさず2匹のコバンザメもお腹にひょいっとついて、ゆったりと消えて行った。
テンジクダイもいるしフタイロハナゴイやケラマハナダイ、ハナダイギンポなども紛れている、サンゴがなくなってもこうした離れ根はあまり様子も変わっていない。
砂地は一面、小さな海藻ウミヒルモで覆われていました。季節によって繁殖する時期があるみたい。こんなの見ると元気が出ますよ。
そして再び浅いリーフへ戻るとかつて生き生きしていたテーブルサンゴが形だけは残って、そのまま表面に藻がついて黒くなっている。この景色はやや寂しいものがある。
水中に船を係留するためのロープ。
いつからここにあるのかわからないけど、ブイに活着したサンゴが大きく成長してえらい事に、元がなんだったのかさえよくわからない。
お茶の水博士のような。
この場所だったら、大食漢のオニヒトデもさすがに食べに来れないんじゃないかな。
海藻は枯れてもまた1年ですぐ生えてくるけど、サンゴはそうはいかない。またうっとりするような姿を見せてくれるまで何年かかるのか。
このブイについているサンゴを見る限り、そう遠くはないように思える。そうだよきっとまたすぐ元気になるさ!
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