だましてる?だまされてる?
2017年1月7日
天候 晴れ
気温 26度
水温 24度
波高 1.5m
この年末年始の天気の良いのにはみんなが口揃えて言うほど、本当に稀。
今日も1月とは思えないほどの陽気。
リーフの上では、ブダイが放精抱卵してるし、ベラやハナダイは色気たっぷりに婚姻色出してメスのお尻を追いかけ回しているし、天気がいいからなのかはわからないけど、生物の行動もお盛んである今日この頃。
フェロモン撒き散らしているベラやハナダイのそんな行動を見た後で、浅瀬に戻ってくるとここではたくさん群れているオレンジ色が素敵なアカネハナゴイとその周りには紫色でボディラインがかっこいいハナゴイが散らばって群れている。
そしてその間にまた別の魚の一群。
ハナダイの群れに混じる、ハナダイダマシ。
魚の名前は勝手に人間がつけたもので、ニセ〜だとか、〜モドキなんてのがよく使われるけど、騙しとつけられたからには、見た目だけではなくてその行動も伴っているからなのだろう。
確かにハナダイに紛れ込んで、同じ仲間のように振る舞い、居ても数匹確認する程度なのでうまいこと名前がつけられていると思う。
年によって、よく見かける時と全く見ない時がある。
ただこの場所のハナダイダマシは数年前から、アカネハナゴイの群れに混じって姿を見せ、それから年々、その数を増やしている。
今となっては、数えるのも難しいくらいに増えている。
ハナダイに紛れているというよりも、そいつらでまとまっている感じ。
これだけいるのだから、おそらく雄も雌も存在して、ここで繁殖もしているのかもしれない。
もう騙す必要さえ感じないし、騙されることもないなぁなんて勝手に思うのでした。
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