吠えるイロブダイ
2018年5月12日
天候 曇りのち晴れ
気温 28度
水温 25〜26度
波高 1.5m
梅雨時の西表、風は少なく海況がいい日が多い。天気も思いの他良いので、結構オススメの季節です。
今日は1本目はサンゴ地形ポイント。サンゴもよくよく見れば、本当に種類が多い。それぞれの形状も枝状、テーブル状、被覆状、塊状、葉状など様々です。
全体で見てしまいがちなサンゴも、一つ一つ見ていくと特徴もあって、その種類の豊富さに気付かされます。
2ダイブ目は今、キンギョハナダイのチビとアマミスズメダイのチビがたくさん見られるところへ。
根の先端では、毎年ここで繰り広げられるイロブダイの熱愛シーンが見られます。
今日も大きな図体をした2匹が体を寄せたまま、くるくる回って気持ちよさそうにダンスをしていました。
しばらくそのままの状態でくるくるして、2匹がヒートアップしていたので、このまま産卵しそうでしたが、白昼の産卵は控えたのか、産卵はしないでしばらくすると2匹が離れ離れに。
メスはそれまで何もなかったかのように、しれっとその余韻もないまま離れて行きました。
一方のオスは離れてからも、感情コントロールが出来ないのか、あたりをぐるぐると勢いよく泳ぎながら小さい口を大きく開けてガオッ〜と気持ちをあらわにしているようでした。
まるで女の子に告白して、いい感じになった男のようです。
普段はどちらかといえばのんびりしている印象の強いイロブダイ、幼魚が可愛らしく人気のイロブダイ、オスはこの時期豹変します。
海から戻ってきたら、さらに天気がよくなってきた。
明日は海況もさらに良さそう、遠征できそうです。
コメントを残す