フェンシングのように
2019年11月3日
天候 曇り時々晴れ
気温 28度
水温 27度
波高 1.5のち2m
まずまずの海況、明日以降は少し風波が出てきそうなので、Y崎さんご夫妻と今日のうちに遠征です。
崎山あたりまで出てくると、早くもうねりと波が少々ありました。
午前中だけでもいいからと南側までボートを走らせて鹿の川まで。
水はすごく綺麗で、中の瀬のリーフの地形もくっきり、海〜って感じのワイルドな水中でしたが、残念ながらお目当のでっかいエイは姿を見せませんでした。
海が荒れてくる前に、崎山方面まで戻って少々のうねりの中、ダイビング開始。
ここも水は抜群でした。
サンゴのリーフを降りていくと、水深20mより深い方にまで大きなテーブルサンゴが続き、沖の方では黒い魚の集団が遠くの方に見えていた、群れが近づくことなく離れていく様子だったので、これはゲストにも見えなだろうなと諦めて、群れが沖に消えていくのを見届けていると、今度は3匹のマダラトビエイが優雅に泳いでいる。それもかなりゆったりと。
これはとご夫婦に教えると、旦那さんがそばへ寄ってきた。
見えているその3匹を指し示していると、さらにその3匹がこっちの方へ向かってきている。
これはもう絶対見逃してもらっては悔やまれるとずっとその方向を指差しているけど、まだご主人の視界には入っていない様子。ご主人を見ると明らからに視線の向きが合っていない。
奥さんの方を見ると、体勢を真横に向けて沖にいるエイを見るのをすっかり諦めている様子。
3匹はそんな僕らの存在に気がついていないのか、さらに接近。トビエイが気がつく前にこちらが確認できないときっと瞬時に逃げて消えてしまうはず。
それじゃあとこっちも指差す方向を見えている場所よりも極端に右へ向けて指示。
するとようやく、ご主人は思いの外近くにその3匹がいたのを確認。
あれだよあれと今度は奥さんの気を引こうと何度も腕を曲げ伸ばしして、まるでフェンシングの選手のように指差しをし続けると、正面からこっちに向かって泳いできてくれたエイをやっと確認してもらえました。
マンタには出会えなかったけど、こんな機会を見逃してたらもっと残念だからね、お2人が見逃すことなくガイドがホッとしましたよ。
ぐるぐる泳いでいるサメにも会えたし、アデヤッコにも。
アグレッシブルな2ダイブ目でした。
なので3本目はここでまったり。
移動なくして、浅めに地に足をつけて。
ここも申し分なく、水はグッドでした。
明日はマクロマクロマクロでございます。
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