テッポウウオのいる風景
2020年8月20日
今朝の河口付近の水中です。
こんな不思議な風景を見せてくれるのも、西表島ならではですね。
力強いサンゴの海を作り出しているのも、こうした場所がきちんと残されているからこそです。
マングローブの生い茂るような汽水域に生息するテッポウウオ。もともと生息数は少ない魚なので、こうして水中で見られる場所はそうないのかもしれないです。
口から水鉄砲を噴射して、水面近くにいる昆虫などを撃ち落として食べるユニークな技を持ち備えている。
なので、ほぼ水面ギリギリのところを泳いで回っています。
でも、水中から見ていても一向に水鉄砲を打つような仕草を見せません、餌がないのでしょうか? でも時々水面で金魚のようにパクパクと捕食しているような仕草を見せる。
同じ箇所にこれだけいるのだから食べ物は豊富なはず、わざわざ特技を使わなくても水面を漂っているもので十分なのかもしれないですね。
今日はこのテッポウウオたちだけで1時間以上遊ばせてもらいました。
西表島のテッポウウオが途絶えることがありませんように。
コメントを残す