こげんところに石像あると?
2020年12月6日
天候 曇り
気温 24度
水温 24度
波高 4m
荒れた天気がまだ続いています。
今日も朝から小雨がパラパラ、風強し、波高しの天気海況。
九州からgo toでいらした2年ぶりのゲストには、海に行かない選択肢は全くない様子だったので、出発前にウエットスーツとフードベスト姿に着替え、防寒対策を施して白浜港を出発。
強風と4〜5mの波でも、うねりをかわして潜ることの出来る場所へ。
海がやや時化た時にでも、ちょっとロケーションを変えて潜れる場所はないかと、ちょうど2年前に見つけたポイント。
連日の雨で船浮湾全体が濁ってしまっており、この場所も白くやや濁ってはいたけれど、他よりはまだマシでした。白い砂地も多いから暗くはならないしね。
広い砂地に石像のような根がポツンとあるからそこへ行こうと説明すると、「行きたい×2、見た〜い」っとノリよく返してくれます。
ですが1本目では、訳ありで石像を拝む事ができずに船に。
2本目は、場所を変えてハゼづくし。
ランチに寒いからとカセットコンロで味噌汁炊いて、出してあげると「あったまる〜、生姜サイコー」っととっても喜んでくれました。
そして、すでに15時を回ったけれど、迷うことなく3本目へ。
んじゃ、もう一回石像をトライしようと1本目のポイントへ。
ここにつくケラマハナダイのオスの美しさに惹かれ、1回目で拝めなかった石像をぐるっと周回して動画を回したり、少し距離をおいて石像を被写体に全体像をカメラに収めたりして遊んでました。
そして、ハナダイたちは産卵期を迎えているようです。
メスのお腹はみんなぱっつんぱっつんに膨らんでいています。
水温が下がったこの時期に産卵しているってのは、何か理由があるのかも。
石像を拝めた2人は前回来た時は就職を控えた大学生、社会人になってこれからいろんな海を見に行きたいと言っていた通り、西表以外へも遊びに行けているようだ。
天気が悪くても、何か楽しげに見えたお2人でした。
この石像、僕は個人的にモアイと呼んでます。
元はサンゴのはずだけど、この場所にこうして形残っていることがまた不思議でならない、まさにワンダーSEAです。
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