ホンモンとニセモン
2020年12月27日
天候 曇り時々雨
気温 24度
水温 23度
波高 2.5m
この12月は曇りの日が続き、雨も多かった。風も強かったのでシケ続き、天気がいいねって言える日が何日あったか。
今月はほぼゲストの入りがないので、畑作りをしたり、思いのまま作業しています。
雨降り時には、嫁さんが譲り受けたハタ織り機、だいぶシロアリにやられているけど組み立てられるかな?この冬の間に組んでみます。
ダイビング屋なんで、ちょっと魚ネタも。
外洋というよりは内湾性の割とどこにでもいる普通種モンツキスズメダイ。胸ビレの付け根にはっきりと黒い斑紋があるほか、特にキラリと光るような特徴がない。
6月くらいになると北側のエリアではこの幼魚が大量に登場し、幼魚は色合いが灰色というより、淡いブルーグレーのようなおしゃれな色を出すので割と好きです。
そして西側にはリーフの斜面のやや深い方に目を向けると、一回り大きいモンツキスズメダイらしきのが密にはならずに水底近くで点在しているのが見つかる。
サイズ感が違うのと、体色も背中の方がやや黄ばんでいて、尾鰭の後縁が黒くなっている。こうして写真撮ると、顔の辺りも青い模様が施されていてちょっと違うことに気づく。
モンツキスズメダイと思って見ている人がダイバーの2割、そんなの知ってる人が1割、その他はホンモン、ニセモンとか言う前にこの手のスズメダイの存在すら気づいていないのではと思いますが、別種なんです。
おそらくホンモノが見つかった後に判明したわけで、やはり名前はニセモンツキスズメダイです。
子供の時はホンモノと発音できなかったのか、おバカだったのか、これってホンモン?、ニセモン?ってあらゆる物を母親に聞いていたことを思い出す。
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