まだまだこんなチビがいるんだな。
2016年10月20日
天候 曇り
気温 31度
水温 28度
波高 4m
フィリピンへ向かう台風の規模の恐ろしい事、900hpa 。
前回、久米島を襲った台風も一時は890hpaだったし、本当に怖い。
今回は八重山を避けるようにして、ぐるっと回り、中国大陸へ上陸してから今度は東へ進路をとるようだ。でももうその頃には今のように猛烈ではないはず。
今日の西表はその影響か、ちょっと雲の多い天気で、うねりは4メートルとなっている、なので、島周りのポイントで2ダイブ。
リーフに囲まれている湾内のサンゴはすでに黒くなってしまったものがとても目立つ、湾内エリアの白化は水が流動しないだけに水温が上昇すると、サンゴへの影響は顕著なのです。
なので生きているサンゴについていた魚もいなくなっていたりする。
そんな中、生き残ったサンゴに目を向けると、住みかを追われてなのかキイロサンゴハゼがわんさか集まっている。
そしてその脇には、10月の中旬になってもまだこんなに小さいBabyの姿にちょっとやられてしまいました。
チョウチョウウオの仲間のトノサマダイBaby。
5〜7月にはごく普通に見られる魚の幼魚だけど、まれにこうして遅くに誕生したBabyに会えると、ちょっと心弾みます。
そして、湾内定番のテンジクダイ、これだけは以前と変わらずわんさとユビエダハマサンゴの上で群がっていた。このサンゴは比較的高温にも耐えるサンゴみたい。
ユビエダハマサンゴを生活の場として依存している生物は多いからね、良かったさぁ。