子を守る親は命がけ
2014年7月11日
台風でお休みにしたのは1日だけ、一昨日より船を出して海再開です。
さほど影響はなく。海の中も荒れた感じがあまりしない。
海の中はあちらこちらで幼魚やBABY,そして生物のタマゴが見られます。
そして、その傍らにはタマゴの世話をしている親の姿があります。
魚によっては自分の子よりも自分の身が大事とたまごをほったらかしてそそくさと逃げ隠れるものもいますが、中にはたまごを守ろうと自分よりも数倍大きな生物にでも立ち向かって追い払ったりします。
中でもダイバーが恐れる存在がゴマモンガラ。
先日もガイド中に案内しているゲストの方に体を向けてバックキックしながら進んでいたら、ゲストが僕の背後をやたらと指差すので振り返るとゴマモンガラがおっかない形相で突進して来た。
こりゃキケンとそこを避けて通ると、今度は同じモンガラの仲間であるクマドリが足下をつつきだした。
ゴマモンガラだけでなく、クマドリも近くに産卵したようだった。
そして、ダイビング終了後、店に戻り、台風で草木が倒れ掛かっているのを伐採していると、突然薮の中から、ブ〜ンという音とともにハチの襲撃、あっという間に5カ所も刺されました。
伐採した木の奥を見ると、ソフトボールくらいの大きさの巣にハチが群がっているのでした。
モンガラの仲間もハチも直接その場所を荒らしていなくても、ある領域に入って来た侵入者に対しては、身体を張って攻撃してくるようである。
しかし同じ日に水中でも陸上でも生物に攻撃されるとは、ちょっとショックです。
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