最新日記

何かを感じさせる日中の海

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天候 晴れ
気温 31度
水温 28度
波高 1.5m

早くも梅雨明けかなぁ、そんな夏の陽気です。

今日のゲストは3名、昨日まではちょっと人数多かったけど、今日からはのんびりモード。

そして今晩は満月、生物の営みが昼も夜も見られるそんなタイミング。一部サンゴも数日前に満月を待たずして、すでに産卵をはじめていて、どうも満月後の3日間が怪しいと勝手に思っておりました。

でっ今日の昼間にサンゴポイントでこんなシーンに出くわした。

イバラカンザシの三角錐のてっぺんから白い煙のようなものが立ち上っている。近づいてよくよく見ると、他のイバラカンザシも螺旋状の鰓冠の先から白いのが出ている。

そして、また別のを見るとオレンジ色の煙を出しているものもいる。(写真提供 K頭さん)

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どうやらこっちはタマゴで白いのは放精をしているようだった。まれに見る光景にガイドの僕が興奮した。

その先でも、正体はわからないけど生物が白い物質を放出している。

そして2ダイブ目、今度はフタスジリュウキュウスズメダイがペアになって、ガレキの上でお腹をスリスリさせて、産卵をしている。

何か感じるものがあったので、急遽ナイトダイブを決行!

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夜はゲストとのマンツーマンだったけど、水中ではやはり何かその雰囲気を感じさせる。そして上がる間際にカクレクマノミの寝姿を見ていたら、その近くのサンゴから一斉にクリーム色したタマゴを放出、産卵が始まった。

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その間1分ほど、大量のタマゴがそのサンゴから放たれました。

ゲストもこれには感激、こっちももちろん興奮。

生物の放精だの放卵だの見て、興奮しちゃう自分も何かと思いますが、生物の営みの瞬間に立ち会うのって簡単ではないから、感動するのは間違いないね。

水中では色々なことが起きています、好奇心を忘れずに興味を持って観察する事がとっても大切だと思う。そうすれば、もっともっと海の中が面白くなるし、ダイビングの醍醐味が増えてより楽しくなってくるのは間違いないですよ。


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