秋の求愛シーズン
2020年10月30日
天候 曇りのち晴れ
気温 28度
水温 27度
波高 2.5m
北東の風が決まる気圧配置となりました。船を白浜港へと移動させ、これからは西表島の秋冬のシーズンとなります。
白浜に回したと同時に海上ややシケ模様です。
船浮湾から出れないので、湾内でのダイビング。
昨日は久々なので、一人で事前調査というか事前確認。
今日からゲストを連れての西側の海です。
こっちのサンゴはこの夏、どうだったのかななんて思いながら9ヶ月ぶりのポイントを見ています。
トゲミドリイシの群生。とりあえず白化は免れたのか、まずまず元気でした。
湾内にも風波が入ってきているけど、ごく浅い海中は海面波立ってていても、風の波なのでほぼ影響なしで、かえって水中の方が明るい感じです。
西側に来て、まず熱い視線を送ってしまったのが、ケラマハナダイの♂の婚姻色。
ケラマハナダイは北側であまりハーレム組んでるところは見れなくなってきてしまったけど、西側はケラマハナダイ超綺麗だね。
そしてお次にイトヒキベラ。
これがさ、やたらと求愛してるのよ。
クロヘリイトヒキベラもイトヒキベラも
地味に群れているし、その中で数匹ばかりのオスを探し出すのもちょっとわかりづらいし、求愛する瞬間は超短いし、瞬時に体色が綺麗→普通色に変わるし、色彩も単純でないから説明しにくい。その上ベラなので、じっとしてなし、近寄れない。
結構、ウォッチングするのが難しい。
でもさ、本当にいい色出してんのよ、それも瞬間的に。
伝わらないんだよなぁ、ここぞって時に一瞬だけ見せる美しさ。
ガイドがまんまと求愛に応えてしまっているではないか。
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